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前半途中から10人で戦ったレガネス、首位マジョルカに敗戦…柴崎先発試合は4戦勝ちなし

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[12.12 ラ・リーガ2部第18節 レガネス0-1マジョルカ]

 ラ・リーガ2部は12日、第18節を各地で開催し、MF柴崎岳所属のレガネスが首位のマジョルカに0-1で敗れた。降格組同士の対決で前半に退場者を出し、上位争いからの後退を強いられる痛い黒星。柴崎は4-2-3-1のトップ下で先発出場したが、勝利に貢献することはできなかった。

 互いに昨季は1部リーグで戦っていたチーム同士の対戦。立ち上がりから上位対決らしい拮抗した展開が続いていたが、前半39分に試合の行方を大きく左右するアクシデントがレガネスを襲った。前半途中にイエローカードをもらっていた右サイドハーフのMFロベルト・イバニェスが空中戦を競り合った際にファウルを犯し、2度目の警告で退場。早くも数的不利を強いられた。

 すると後半16分、マジョルカが試合を動かした。右サイドでのスローインを起点とした攻撃からMFイニゴ・ルイス・デ・ガラレタが縦パスを入れると、FWアブドン・プラッツのポストプレーからMFアマス・エンディアイエが最終ライン裏に突破。最後はGKのタイミングを外したシュートを落ち着いて流し込んだ。

 数的不利でビハインドとなったレガネスはそのまま反撃に出られず、0-1のままタイムアップ。MFサルバ・セビージャ、MFダニ・ロドリゲス、GKマヌエル・レイナら、昨季はMF久保建英とともにプレーしていた選手も引き続き多く在籍するマジョルカが勝ち点3を獲得し、2位との暫定勝ち点差を5に広げて独走体制に入った。

 一方のレガネスは4位のまま。柴崎が先発していない試合は目下4連勝中だが、先発した試合は直近4戦勝ちなし(2分2敗)となっている。

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