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鹿児島DF水本が今季限りで現役引退「2013年、サッカーを辞めようと思ってる自分を…」

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鹿児島DF水本勝成が現役引退

 鹿児島ユナイテッドFCは14日、DF水本勝成(30)が2020シーズン限りで現役を引退することを発表した。ホーム最終戦後に水本の現役引退セレモニーが実施される。

熊本県出身の水本はルーテル学院高からガイナーレ鳥取に入団し、FC鹿児島を経て鹿児島ユナイテッドFCに加入した。今季はここまでJ3リーグ16試合2得点。クラブを通じて、以下のコメントを発表している。

「私、水本勝成はこの度契約満了に伴い今シーズンをもちましてサッカー選手を引退することになりました。まず、2019シーズンのJ2残留、2020シーズンのJ2昇格、この2つの目標を達成する事ができず強く責任を感じております。本当に申し訳ありませんでした。

 2013年、サッカーを辞めようと思ってる自分を先輩の栗山くんが鹿児島に誘ってくれて正直なんとなく鹿児島に来て九州リーグを戦うFC KAGOSHIMAに入団させて頂き、気づけば今日まで8年の月日が流れていました。1年、また1年と鹿児島でプレーさせて頂いている中で人の暖かさを感じ、支えられてサッカーができている事の喜びを知り、最後は『俺がやらなきゃ』と勝手ながら責任感や使命感をもってプレーするまでになっていました。サッカー選手というよりは、人として鹿児島に育ててもらい、成長できました。これまでサッカーをただやってたという感覚の僕に、『サッカーをさせてもらってる』『ありがたい!」という気持ちを持たせてくれたスポンサー、ファン、サポーター、鹿児島に本当に感謝してます。辛いこともいっぱいありましたし、諦めかけたことだってありましたが、いつもどんな状況でも熱く応援して下さったファン・サポーターの皆さま、いつも純粋な瞳で見つめてくれた子供達、僕は皆さんの気持ちに支えられてピッチの上で全力で戦い続けられました。

 JFL昇格、J3昇格、J2昇格と3回の昇格を皆さんと共に喜べた事は本当に幸せでした。最初はなんとなく来た鹿児島で、いつの間にか僕を熱く本気にさせてくれた皆さまには感謝しています。私はもう選手として白波スタジアムのピッチを走ることはありません。この引退に迷いはありません、心のどこかで鹿児島で引退するという気持ちでいました。鹿児島ユナイテッドFCはこれからも支えて下さる皆さんと共に走り続けていくと思います。これからも鹿児島ユナイテッドFCをよろしくお願い致します。今まで水本勝成とともに戦ってくれたすべてのチームメイト、スタッフ、ファン、サポーター、スポンサーの皆さま『8年間本当にありがとうございました』。この場を借りてお礼を言わせて下さい。お世話になりました」

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