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個人昇格へ。U-18日本代表候補が3チームに分かれての巴戦でアピール

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U-18日本代表候補の巴戦は青チームが優勝

 2002年生まれ以降で構成されたU-18日本代表候補が、13日から16日まで千葉県千葉市の高円宮杯記念JFA夢フィールドでトレーニングキャンプを行った。AFC U-19選手権(U-20ワールドカップアジア最終予選)を来春に控えるU-19日本代表とU-18日本代表兼任の影山雅永監督から、「最終予選に出るチャンスもある」と刺激を与えられての4日間。最終日の16日にはビブスオレンジチーム、ビブス緑色チーム、ビブス青色チームの3チームに分かれて1本45分の巴戦を実施した。

 影山監督も「めちゃくちゃおもしろかったぞという話をしました」という熱い戦いは、1勝1分で青色チームが優勝。U-18日本代表は今年、新型コロナウイルスの影響で国内トレーニングキャンプ、スロバキア遠征、SBSカップ(代替大会にU-16代表が出場)が中止になった。その中で今回、貴重な経験を得た各選手は、アピールを続けて現U-19日本代表やその上の世代の代表チームへの「個人昇格」を目指す。

各チームのメンバーは以下の通り。
【オレンジビブス】
▽GK
後東尚輝(徳島ユース/徳島内定)
▽DF
福島竜弥(浦和ユース/浦和内定)、稲葉楽(藤枝東高/金沢内定)、村上陽介(明治大)、小澤亮太(昌平高)
▽MF
中野桂太(京都U-18/京都内定)、舩橋佑(鹿島ユース/鹿島内定)、山根陸(横浜FMユース)、田中克幸(明治大)
▽FW
ブワニカ啓太(修徳高/千葉内定)、河野孝汰(山口)

【緑色ビブス】
▽GK
上林豪(C大阪U-18)
▽DF
森山公弥(福岡U-18/福岡内定)、藤原優大(青森山田高/浦和内定)、鷲見星河(名古屋U-18)、平井駿助(興國高/横浜FM内定)、遠山悠希(京都U-18)
▽MF
樺山諒乃介(興國高/横浜FM内定)、弓場将輝(大分U-18)、櫻井辰徳(前橋育英高/神戸内定)、松木玖生(青森山田高)
▽FW
中島大嘉(国見高/札幌内定)、大澤朋也(大宮U18/大宮内定)

【青色ビブス】
▽GK
神田渉馬(松本U-18/松本内定)
▽DF
成瀬護(札幌U-18)、田中隼人(柏U-18)、奈良坂巧(桐光学園高/町田内定)、川島功奨(京都U-18)
▽MF
須藤直輝(昌平高/鹿島内定)、平岡大陽(履正社高/湘南内定)、渡邉光陽(尚志高)、柴山昌也(大宮U18/大宮内定)、甲田英將(名古屋U-18)
▽FW
鈴木輪太朗イブラヒーム(日大藤沢高)、坂本一彩(G大阪ユース)
 
 第1試合のオレンジ対緑はオレンジが山根を中心にボールを握る時間を増やし、中野の仕掛けや左足シュート、田中の左足ミドルなどで先制点を狙う。対する緑は大澤が縦パスで抜け出して決定的な右足シュート。22分にはCKのこぼれ球を森山が左足でねじ込んで先制点を奪った。櫻井の飛び出しなどを交えて2点目を狙う緑に対し、オレンジは舩橋の折り返しを河野が合わせたほか、カウンターから舩橋がシュートへ持ち込むシーンもあったが、鷲見のシュートブロックにあうなど得点することはできず。緑が1-0で勝利した。

 青対オレンジは8分にオレンジが福島の左クロスから河野のヘッドで先制点。だが、青は10分に柴山の左CKを奈良坂が合わせて同点に追いつく。青の柴山、オレンジ・中野の両レフティーがアグレッシブにゴールを目指していたが、各選手の冷静な攻守や激しさも見られる展開に。その中で青は36分、中央で巧みにDFをかわした坂本がそのままドリブルシュートを決めて勝ち越す。だがオレンジは39分、中野の左アーリークロスを河野が鮮やかなダイビングヘッドで決めて2-2で引き分けている。

 優勝を懸けた緑対青は4分、成瀬の左クロスを渡邉が頭で合わせて青が先制。対する緑は松木が切り返しから放った右足シュートなどで反撃する。緑は16分、藤原が奈良坂の決定的なヘッドを頭でクリア。だが、青は直後に柴山の左CKを奈良坂がダイビングヘッドで決めて2-0と突き放す。緑は30分に大澤がインターセプトからゴールを決めて1点差。さらに樺山のアーリークロスから大澤が右足シュートを狙うなどチャンスを作ったが、青が2-1で逃げ切り、優勝を決めた。

 試合後には日本代表の森保一監督が「自チームで結果を出してどんどん上のカテゴリーに入るという思いは持っておいて欲しい」とエール。2ゴールの河野が「上に行きたいという気持ちはもっていきたい」と語ったように、各選手は同世代の中での活躍に満足することなく、上を見据えながら成長を続ける。

(取材・文 吉田太郎)

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