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新潟DF新井直人のC大阪移籍が正式発表! 移籍への思い、9月にオファーがあったことも明かす

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新潟DF新井直人がC大阪へ

 アルビレックス新潟は21日、DF新井直人(24)がセレッソ大阪に完全移籍をすることを発表した。

 新井は2019年に新潟経営大から加入し、今季はJ2リーグ25試合に出場していた。クラブ公式サイトを通じ、新井は「来季セレッソ大阪への完全移籍が決まりました。新潟でプレーした2年間、選手として、また人間としても成長することができ、勝利の喜びや、辛く苦しい時間など、たくさんの感情を味わいました」とコメントし、その思いを伝えている。

「夢を叶えるために新潟に来た6年前。思い返せば、アルビとは何度も練習試合をしていました。大学4年次の9月、急遽アルビ側のメンバーとして出場した練習試合。それがアルビでのスタートだったのだと思うと、不思議な感覚です。その後、当時の監督であった片渕さんに呼んでもらい、クラブハウスでの練習に参加し、高知キャンプへの練習参加のチャンスもいただきました。そのキャンプ中盤に契約すると言ってもらえたことで、アルビの選手としてサッカーができる喜びや嬉しさ、さまざまな感情や緊張感など、すべてを今でも覚えています」

「昨季、開幕スタメンでプロデビューした京都戦。プロ初ゴールを決めた第2節の千葉戦。今季はキャプテンマークまで付けさせてもらいました。なによりも、新潟の素晴らしい先輩やチームメイト、スタッフ陣に恵まれて、クラブハウスで過ごす時間がすごく楽しかったし、この街で、そして大好きなビッグスワンで素晴らしい瞬間を過ごせた経験は、すべてが僕の財産であり人生の思い出となりました」

「心残りがひとつ。今年は、新型ウイルスの影響で声援がなかったのがとても残念で、中でも、大好きなアイシテルニイガタを聞きたかったのが本音です」

「正直に言うと、セレッソ大阪からは9月の段階で移籍のオファーをいただきました。しかし、新潟から残ってほしいと言っていただき、チームの目標のために戦うと決めました。それでも、その後に怪我で離脱し、復帰しては再度離脱となり、昇格争いするチームに貢献できないことに、とても悔しい想いを抱えていました。本当にここでJ1昇格を成し遂げたかった」

「このたびの移籍を決断したのは、1人の選手として少しでも早くJ1でプレーする夢を見ていたからです。練習生としてスタートし、全国大会出場や日本代表、選抜歴の実績がなくてもやれるんだぞっていうところを見せていきたいんです。これが、自分のモチベーションでありプライドです」

「今後は違うクラブに在籍します。そこで成長した姿を、新潟の皆さんにも見せていきたいです。なので、陰ながら応援していただければ幸いです」

「アルビレックス新潟でプレーし、チームメイトやスタッフと共に戦ってきたことは誇りであり、プロキャリアをスタートさせていただいたことに心から感謝しています。アルビレックス新潟は僕の心の中にいつまでも存在しています。ここからまたレベルアップし、さらに上を目指していきます。アルビレックス新潟での2年間、そしてここ新潟での6年間、本当にお世話になりました。ありがとうございました」

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