beacon

第99回高校選手権、チケット一般販売が全試合中止に…出場チーム応援団のみ観戦可

このエントリーをはてなブックマークに追加

(写真協力=高校サッカー年鑑)

 日本サッカー協会(JFA)は24日、第99回全国高等学校サッカー選手権の準決勝と決勝で予定していたチケットの一般販売を取りやめると発表した。スタジアム観戦はサッカー部員や保護者、学校関係者ら出場チームの応援団のみ可能となる。

 大会は12月31日に開幕し、決勝戦は1月11日に開催。当初の予定では、1回戦から準々決勝までのチケット一般販売を行わない一方、埼玉スタジアム2002で開催される準決勝・決勝では一般の観客を受け入れる方針だった。

 しかし、政府が23日、大規模イベントの東京都内での開催を来年1月11日まで自粛するよう求める方針を表明。観客人数制限の上限を「収容人員の50%」から「5000人」に制限し、チケットの新規販売の自粛を求めていた。

 大会を主催する日本サッカー協会、全国高等学校体育連盟、民間放送43社の3者はこれを受けて協議を実施。準決勝・決勝は埼玉県内の開催だが、「準決勝・決勝の競技(試合)を開催することを第一」とし、関係者のみ観戦可能とすることを決めた。この決定により、全試合でチケット販売が行われないこととなった。

●【特設】高校選手権2020

TOP