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元バルセロナ指揮官セティエン、8か月の短期政権も「特別な経験…もう一度チャンスがあれば…」

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 2020年1月~8月までバルセロナを率いたキケ・セティエン氏が、カタルーニャでの指導について回顧した。

 19-20シーズン、バルセロナはエルネスト・バルベルデを途中解任し、2020年1月にセティエンを招へいした。セティエン率いるバルセロナは第29節まで首位を維持するも、そこから2位に転落。このシーズン、バルセロナは結果的に無冠のまま終わった。UEFAチャンピオンズリーグでは、準々決勝でバイエルン相手に2-8という衝撃的な大敗を喫し、セティエン大勢もわずか8か月で終えんとなった。

 セティエン氏は『MARCA』のインタビューを通じて、バルセロナでの指導を次のように回顧している。

「望んでいたような結果を出せなかったことは事実だし、それは残念に思っている。ただ、バルセロナに行ったことは後悔していない。もし、オファーがあるのなら、もう一度指揮することだって喜んで受け入れるだろう」

「バルセロナでタイトルを獲得できなかったことは無念だったよ。でも私はその時の悲しみを克服している。事故的な要素もあった。これは指導者として生活していたら普通に起こり得ることだとも認識しているからね。私にとってカタルーニャでの経験は特別なものだった」

 ラス・パルマスやベティスでは攻撃的なスタイルを軸に存在感を示していたセティエン。自身初のビッグクラブ指導となったバルセロナでは思うようにいかず、8カ月での解任となったが、セティエンにとってバルセロナでの指揮は特別な経験だったようだ。

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