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[MOM3339]山梨学院DF加藤豪太(3年)_ファーストタッチで決勝弾「まさかピッチに立って得点するなんて…」

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決勝ゴールを奪った山梨学院高(山梨)DF加藤豪太(3年=左)(写真協力『高校サッカー年鑑』)

[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]

[12.31 全国高校選手権1回戦 山梨学院高1-0米子北高 駒場]

 出番は突然やってきた。味方の負傷により、ピッチに送り込まれた山梨学院高(山梨)DF加藤豪太(3年)。スクランブルでの投入となったが、ファーストタッチで大仕事をやってのけた。

 前半は米子北の縦に速い攻撃に苦しめられたものの、得点を許さずに折り返すと、後半は徐々に山梨学院がリズムを生み出していく。しかし、ここでアクシデントが発生。2CBを組んでいたDF一瀬大寿(3年)が後半22分にピッチを後にし、同26分には負傷したDF板倉健太(3年)がプレー続行不可能と判断された。

「一瀬にアクシデントが起きたときに、準備をしていた」という加藤は、後半26分に板倉に代わってピッチへと送り込まれる。

 先発の2CBを失う危機となったが、その直後の後半29分に試合が動く。これまでも好機を生んでいたMF新井爽太(3年)のロングスローがゴール前まで到達すると、加藤が反応。ヘディングで合わせたボールはクロスバーを叩きながらもゴールマウスに収まり、先制となるゴールが生まれた。

「セットプレーはウチの武器。ロングスローは飛ぶと分かっていたので良い位置にいられたと思う」

 このプレーは加藤にとって、ファーストタッチに。「ファーストプレーをしっかりやろうと思っていて、それが得点になったのでいい感じに試合に入れた」。その後は本職の守備で奮闘し、米子北に得点を許さずに1-0の完封勝利の立役者に。「本当にずっと夢見てきた選手権だったので、まさかピッチに立って得点するなんて思っていなかった」と全国の舞台でのゴールに満面の笑みを浮かべた。

(取材・文 折戸岳彦)
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