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長澤和輝は“旧知の仲”稲垣祥とのボランチコンビに意欲「一緒にプレーできるのは楽しみ」

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名古屋のユニフォームを着てあいさつする長澤和輝

 大型補強が話題を呼ぶ名古屋グランパスだが、的確な戦力補強が目立つ。昨季は過密日程の中で、全34試合出場が5選手。替えのきかない選手が多くいたと言えば聞こえはいいが、選手層の薄さが終盤の勝負所で勝ち点を落とす結果にもなった。

 ボランチの競争を活性化。浦和レッズから加わるMF長澤和輝は、それを補うに十分な人材だ。17年にはA代表に初選出。17年と19年には浦和でAFCチャンピオンズリーグ(ACL)に出場するなど、9年ぶりにACLに出場する名古屋にとっては、この上ない経験値を持っている。

「(名古屋は)去年のJリーグの結果や最多動員数も記録するなど、事業、現場共に右肩上がりに強くなってきているチーム。また今季はアジアチャンピオンを目指すチャンスを手に出きている。そこでタイトル獲得ということにフォーカスしてやっていければいいなと思います」

 長澤自身は同学年のMF稲垣祥とのプレーを楽しみにする。専修大出身の長澤と、日本体育大出身の稲垣は関東大学リーグでも対戦。長澤が卒業年度にドイツ・ブンデスリーガのケルンに移籍した際には、現地で遊んだ仲だという。「着いてすぐにお財布を盗まれた天然キャラですが、一緒にプレーできるのは楽しみです」。

 名古屋では稲垣、そしてMF米本拓司とのハイレベルな争いが始まる。長澤は「スケジュールはどうなるかは今後変わるかもしれないけど、間違いなくハードになる。そうすると出番も回ってくると思う」と意欲的に話すと、「チームに馴染んで、アドバイスを受けながらやっていければ」と共闘を誓った。

大学時代の長澤和輝(左)と稲垣祥

(取材・文 児玉幸洋)
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