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ジェラード、リバプールでの“ちょっとした後悔”とは?「1年間の契約にサインしていたら…」

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スティーブン・ジェラードユルゲン・クロップ

 元リバプール主将で、現在はレンジャーズの指揮官を務めるスティーヴン・ジェラード氏は、ユルゲン・クロップ監督の下でプレーしたかったと明かしている。

 1998年から17年間にわたり、リバプールで公式戦700試合以上に出場したジェラード。名門クラブを象徴する選手の1人でもある元イングランド代表MFは、2015年にアンフィールドから去り、メジャーリーグ・サッカー(MLS)のロサンゼルス・ギャラクシーに加入。その1年後に現役引退を発表した。

 そんなレジェンドの退団後、リバプール指揮官に就任したのがクロップ監督。ジェラードと入れ違いになった同指揮官は、当時低迷するチームを立て直し、2019年にはチャンピオンズリーグ制覇。翌年には悲願のプレミアリーグ初優勝に導いた。

 現在40歳の元リバプールMFは、2015年の退団への後悔をイギリス『デイリー・メール』で語っている。

「リバプールから提示されていた1年間の契約にサインしていたら……と思う。なぜなら、ユルゲン・クロップの下でプレーできたかもしれない少しの期間を手にするチャンスがあったからだ。少しだけ後悔しているね。でも、今はスコットランドにいるから少しだけだ」

「リバプールでファンタスティックな旅ができたし、クラブが私を連れて行ってくれた高みはこれからも忘れることのない思い出で、私は毎日彼らのことを考えている。もちろん、落ち込んだ時もあったけど、愛情とともにあの旅を振り返りたい。なぜなら、私は夢の中で生きていて、地元のチームでプレーし、夢にも思っていなかったことを成し遂げたんだ」

 また、将来的なリバプール指揮官就任について問われたジェラードは「いつの日か(スコットランドから)南下してチームを率いるという夢を持っているけど、焦ってはいない」と明かし、古巣の現状についての自身の思いを語った。

「彼らには今、ファンタスティックでワールドクラスの監督がいて、成功の波に乗っている。ファンとして、現在地は信じられないものであり、クラブ、そしてこの2年間の取り組みを本当に誇りに感じている。今のリヴァプールを見ることが大好きなんだ」

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