beacon

元Jクラブ監督のバクスター氏が衝撃発言で即刻解任「誰かをレイプするか、もしくは…」

このエントリーをはてなブックマークに追加

失言で解任されたスチュアート・バクスター監督

 過去にJリーグのクラブを率いたスチュアート・バクスター監督が、自身の失言によって所属クラブから解任されたことが分かった。衝撃的なコメントだったとして、イギリス『ガーディアン』など複数の海外メディアが報じている。

 現在67歳のバクスター監督は1992年から1994年までサンフレッチェ広島、1995年から1997年までと2006年にヴィッセル神戸を指揮。昨年6月にインドプロサッカーリーグのインディアン・スーパーリーグに所属するオディシャFCの新監督に就任していた。

 同紙によると、バクスター監督は1日に開催されたジャムシェードプルFC戦(●0-1)でPKを巡る判定に不満を示し、試合後のインタビューで「いつPKをもらえるのか分からない。私の選手1人がPKを獲得するとしたら、誰かをレイプするか、もしくはレイプされる必要があると思うよ」と話したという。

 この発言が物議を醸すと、クラブの対応は早かった。同日に公式声明で「クラブは、本日の試合後に行われたインタビューでのスチュアート・バクスター監督のコメントに愕然としています。どのような状況であれ、全く受け入れがたいものであり、クラブの価値観を反映したものではありません」と表明。「私たちオディシャFCは心より謝罪します。クラブ経営陣がこの問題を内部で処理していきます」とし、数時間後に「オディシャFCは、監督のスチュアート・バクスターとの契約を直ちに終了することを決定しました」と発表した。後任については「近日中に発表する予定です」としている。

 オディシャFCは今季リーグ戦で現在14試合を消化。1勝5分8敗(勝ち点8)で11チーム中11位と低迷していた。

TOP