マンチェスター・シティFWセルヒオ・アグエロにバルセロナ移籍が浮上しているが、交渉を始める前にひとつ条件があるようだ。スペイン『マルカ』が伝えている。

　2011年にシティに加入したアグエロはクラブのシンボル的な存在だが、現行契約が今夏までとなっており、フリーになる可能性がある。　スペインのラジオ局『カデナSER』は、バルセロナの会長候補の数人がすでにアグエロに接触したことを明らかにしている。

　記事によると、バルセロナもアグエロ獲得に意欲を見せているが、交渉する前に重要な条件があるという。アルゼンチン代表の同僚であり親友のメッシがバルセロナに残らなければ、アグエロの移籍は実現しないと『マルカ』は伝えている。アグエロはメッシとチームメイトになり、ともにプレーできることを楽しみにしていると言われている。

　今季は新型コロナウイルスの感染や負傷に苦しむアグエロの身体の状態には疑問もあるが、シティとの契約が切れることは、ヨーロッパの多くのトップクラブが今後数か月間で動くということを意味している。

　メッシとアグエロの2人がともにプレーするかどうか、それがバルセロナなのか、シティなのか、別のクラブなのか――。今夏の動向に注目が集まる。

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