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“薬の誤飲”で12か月出場停止…アヤックスGKオナナが声明「処分は過度でつり合わない」

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アヤックスGKアンドレ・オナナが12か月の出場停止に

 オランダのアヤックスは5日、カメルーン代表GKアンドレ・オナナにドーピング違反があったとして、欧州サッカー連盟から同選手に対して12か月の出場停止処分が下されたと発表した。

 クラブによるとオナナは昨年10月30日朝、体調が悪かったため薬を服用。しかし、妻に以前処方されていたラシマックという薬を誤って服用したという。その結果、同日に行われた試合外検査で、尿から世界アンチドーピング機関(WADA)が禁止薬物に指定しているフロセミドが検出されていた。

 オナナは自身のTwitter(@AndreyOnana)で「人為的なミスの結果だったことは明らかだ」と認めつつ、「一般的な鎮痛剤と間違って、WADAによって禁止されている物質が含まれる薬を誤って服用してしまった。その薬は妻に処方されていたもので、ほとんどパッケージが同じだったため鎮痛剤と間違えて飲んでしまった。このことをとても後悔している」と弁明した。

 また、同選手はクラブとともにUEFAの決定に対して控訴する方針。「私はUEFAの控訴機関をリスペクトしていると言わなければならないが、今回の件に関しては決定を受け入れられない。彼らは意図しない間違いだったと認めているのに、これらの処分は過度で不釣り合いなものだ」とコメント。「私は24歳で、ここ数シーズン、アヤックスと代表チームでほとんどプレーし、過去4年でオランダのベストゴールキーパー、過去3年でアフリカのベストゴールキーパーに選ばれた。だから、私のキャリアを高めるためにドーピングに頼る必要はないと言いたい」と続けた。

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