ミランのテクニカルディレクター(TD)パオロ・マルディーニ氏が、『Bein Sports』のインタビューに応じ、FWズラタン・イブラヒモビッチらについて語った。

　近年は長らく低迷が続いていたミランだが、昨冬のイブラヒモビッチ加入からパフォーマンスが向上。今シーズンはここまで15勝2敗4分の成績で単独首位を走る。ミラン幹部のマルディーニ氏は、7日のクロトーネ戦においてクラブチームでの通算500ゴールを達成したばかりの39歳スウェーデン人スーパースターについて言及した。

「我々はヨーロッパにおいて最も若いチームの1つであり、イブラヒモビッチのようなリーダーを必要としている。2018年にも獲得を試みたことがあるが、当時はLAギャラクシーでプレーしていた。契約更新については、彼から常に『フィジカルコンディション次第』だと言われている。しかし今のような調子が続く限り、来シーズンもミランでプレーできない理由は見当たらないように思う」

　ミランではイブラヒモビッチのほか、MFハカン・チャルハノールおよびGKジャンルイジ・ドンナルンマが今シーズン限りで契約満了を迎える。ミラン幹部は「契約更新の際には双方が満足していなければならないが、選手たちはプロフェッショナルであり、ピッチのことだけを考えているはずだ。早く合意に至ることができるよう願っている」と述べた。

　また、マルディーニ氏は昨年の1年間を振り返り、「通常とは異なり、無観客で3日ごとに試合が開催され、特別な1年だった。無観客での開催が予想もしなかったような結果へと後押ししてくれたのかもしれない」と語った。

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