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ラニエリが強豪ラツィオを警戒「完璧な試合が必要」吉田麻也は先発予想か

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 サンプドリアの指揮官クラウディオ・ラニエリが18日、今週末のラツィオ戦へ向けて意気込みを語った。クラブ公式メディアが伝えている。

 日本代表DF吉田麻也が所属する10位サンプドリアは20日、セリエA第23節において強豪ラツィオとのビッグマッチに敵地スタディオ・オリンピコで挑む。前半戦の同カードにおいて、ラツィオの攻撃陣を抑えて3-0と快勝を収めたサンプドリアだが、指揮官のラニエリは警戒を緩めない。

「ラツィオからポイントを奪うには、完璧な試合が求められる。前半戦の対戦は比較にはならない。相手は偉大なチームであり、何年も前から重要な目標を目指して戦っている。タフで素晴らしく、良いプレーを見せるチームだ。(指揮官のシモーネ)インザーギは、途方もない仕事を実現している。そして(チーロ)インモービレは計り知れない力を持つ選手。ルイス・アルベルトと(セルゲイ)ミリンコヴィッチ=サヴィッチも、本当に卓越したインサイドハーフだ」

「一方の我々もチームの状態は上がっている。フィオレンティーナ戦(サンプドリアが2-1で勝利)で苦しみながら勝利を収めることができた。あらゆる場面において、ボールを求めて奮闘しなければならないだろう」

 またサンプドリア指揮官は、19日に選手たちとともにローマ・カトリック教会のフランシスコ教皇に謁見予定であることを明かした。ヴァチカン市国と太いパイプを持つクラブのマッシモ・フェレロ会長の尽力により実現したという。

 ラニエリは、「会長からフランシスコ教皇との謁見について知らされた時は即答で『シー(はい)』と返事したよ。誰もが、世界で最も重要な人物であり、カトリックの最高権威に面会できる幸運に恵まれるわけではないからね。私は非常に満足し、興奮しているよ」と述べた。

 なお『ガゼッタ・デロ・スポルト』および『メディアセット』は、現時点でラツィオ戦における吉田の先発を予想。一方、『スカイスポーツ』はベンチスタートとの見解を示している。

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