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キャラガー氏「ファン・ダイクが不在とか、そんな問題ではない」古巣リバプールの現状に悲観的

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リーグ戦4連敗を喫したリバプール

 リバプールのOB、ご意見番でもあるジェイミー・キャラガー氏が、現在のリバプールについて自身の見解を示した。

 プレミアリーグ第25節リバプールvsエバートンは0-2でフルタイムを迎え、リバプールはリーグ戦4連敗となった。また、ホームであるアンフィールドでの4連敗は1923年以来、ほぼ1世紀ぶりの出来事という状況に。

 古巣の大不振にキャラガー氏はコメンテーターを務める『Sky Sport』のマイクを通じ、次のように嘆いている。

「リバプールはとにかく惨めな状況だった。今までは“フィルヒル・ファン・ダイクがケガでいないから”と言っていたかもしれないが、もはやそういう問題ではなくなっている。あまりにもひどい状況にうんざりしているよ」

「守備陣の負傷者続出は確かに深刻だ。だがリバプール全体を見た時に、それと同等かそれ以上の大きな問題があると気付かされる。変わらず高いボールポゼッションをマークしていたとしても、明らかにゴールの頻度は減っている。これはなんとかしなければいけない大きな問題だよ」

 キャラガー氏は「リバプールのゴールを期待していても、今のチームにはその可能性を感じるワクワク感も欠けている。すっかり得点するシーンを見なくなってしまった」と続け、攻撃面での機能性低下に警鐘を鳴らしている。

 今季、一時は優勝争いの一角と目されたが、首位マンチェスター・シティから勝ち点差16も離されてしまったリバプール。また、第25節の結果次第では、首位との勝ち点差が19まで広がる可能性を残している。

 ご意見番キャラガー氏も悲観的な見解を示しているが、昨季のプレミアリーグ王者は泥沼から抜け出すことができるのだろうか。

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