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ダービーで完敗…ミラン指揮官ピオリ「今季初めての厳しい1週間。それでも復調する」

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ミランの指揮官ステファノ・ピオリ

 ミランの指揮官ステファノ・ピオリが21日のミラノダービー終了後、『DAZN(ダゾーン)』のインタビューに応じ、敗戦の弁を述べた。

 13日のスペーツィア戦で2-0と敗れて首位陥落となったミラン。21日のセリエA第23節では、1ポイント差でトップに立ったインテルとの直接対決に臨んだ。しかし開始5分でFWラウタロ・マルティネスに先制点を奪われて劣勢に立たされると、57分にはドッピエッタ(1試合2得点)を許す。その9分後には、FWロメル・ルカクによる3点目も浴びて0-3と敗北。リーグ戦2連敗を喫し、インテルとの差は4ポイントに広がった。ミラン指揮官は試合を振り返り、反省点を口にした。

「開始5分での失点が大きかった。適切なクオリティとインテンシティを見出すことに苦労した。良い時間帯にゴールを決めきることができず、インテルにカウンターのチャンスを与えてしまったように思う。それから0-2となったシーンについては、その前に止めるべきだった」

 続いてピオリは、昨年1月からチームをけん引してきたFWズラタン・イブラヒモビッチに輝きが見られなかった点について自身の見解を示しつつ、素晴らしいセービングを見せたインテルGKサミル・ハンダノビッチに脱帽した。また今後を見据え、前向きな姿勢を示している。

「センターフォワードは、常にチーム全体のパフォーマンスの影響を受けるものだ。それに加えて、ハンダノビッチは最近、これほど素晴らしいセービングを何度も見せていなかったように思う。我々にとっては、今シーズンで初めてとなる厳しい1週間だったが、ミランは復調するはずだ。もし1年前に『この時点でリーグ戦において2位になっているだろう』と言われていたら、みんなで喜んでいたはずだ。冷静さを失ってはならない」

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