新人戦欠場のU-17日本代表、静岡学園MF清水が「勝負の年」の活躍へ意欲
[2.23 静岡県高校新人大会決勝 静岡学園高 2-0 藤枝東高 草薙陸]
「去年は、その前の年に優勝していて注目もあった中でたくさんの人達が期待してくれていて、その期待を(選手権予選敗退で)裏切ったのは悔しかったですし、個人的にもあまり良い結果が残せていなかったので、今年勝負という感じですね」
静岡学園高のU-17日本代表MF清水和馬(2年)が、「勝負の年」に活躍することを誓った。清水は全国優勝した1年時の選手権で1試合に途中出場。全国制覇の瞬間に立ち会い、昨年2月にはU-17日本代表の一員として「JENESYS2019青少年サッカー交流大会」(鹿児島県指宿市)優勝に貢献している。
さらなる飛躍と勝利を目指して臨んだ高校2年目のシーズンだったが、怪我もあり、悔しいシーズンに。今冬も腰を痛めた影響で12月から離脱し、新人戦もチームが優勝して盛り上がる中、出場できなかった。「結構ずっと外から見ていたんで、復帰したら早く試合したいなという感じです」。ただし、すでに練習には合流。3月中の復帰を目指している。
清水はボランチに加え、SHやSBもハイレベルで務める万能型。静学仕込みの技術力に加え、高精度のプレースキックや強度の高い守備や切り替えの速さでも貢献できる選手だ。特に代表選手や先輩たちの中で揉まれて意識を高めた守備は、静岡学園の他の選手たちにないような武器。「(静岡学園は)上手い選手が多いので、(守備は)自分が目立てる場所というか、意識してやっていかないといけない場所だと思います」と考えている。
静岡学園は、代表選手だからと言ってレギュラーが安泰というチームではない。それでも、新生・静学のリーダーとしても期待される存在。自身の将来のためにもチームを勝利へ導き、色々な人たちに見てもらわなければならない。
「復帰したら(守備に加え、セットプレーなどで)良いキックで良いアシストができればと思います。まずは怪我を直してそこからコンディションを少しずつ上げていって、個人としても結果を出しつつ、アピールできれば良いかなと思います」と力を込めた。
昨年のU-17日本代表でチームメートだったCBチェイス・アンリ(尚志高2年)やFW福田師王(神村学園高1年)とは連絡を取り合っているという。特に選手権出場を逃したアンリとは、「また全国で会おうみたいな話はしています」。昨年の悔しさも込めて「勝負の年」に必ず全国へ。そして、ライバルたちに勝利して再び日本一に輝く。
(取材・文 吉田太郎)
「去年は、その前の年に優勝していて注目もあった中でたくさんの人達が期待してくれていて、その期待を(選手権予選敗退で)裏切ったのは悔しかったですし、個人的にもあまり良い結果が残せていなかったので、今年勝負という感じですね」
静岡学園高のU-17日本代表MF清水和馬(2年)が、「勝負の年」に活躍することを誓った。清水は全国優勝した1年時の選手権で1試合に途中出場。全国制覇の瞬間に立ち会い、昨年2月にはU-17日本代表の一員として「JENESYS2019青少年サッカー交流大会」(鹿児島県指宿市)優勝に貢献している。
さらなる飛躍と勝利を目指して臨んだ高校2年目のシーズンだったが、怪我もあり、悔しいシーズンに。今冬も腰を痛めた影響で12月から離脱し、新人戦もチームが優勝して盛り上がる中、出場できなかった。「結構ずっと外から見ていたんで、復帰したら早く試合したいなという感じです」。ただし、すでに練習には合流。3月中の復帰を目指している。
清水はボランチに加え、SHやSBもハイレベルで務める万能型。静学仕込みの技術力に加え、高精度のプレースキックや強度の高い守備や切り替えの速さでも貢献できる選手だ。特に代表選手や先輩たちの中で揉まれて意識を高めた守備は、静岡学園の他の選手たちにないような武器。「(静岡学園は)上手い選手が多いので、(守備は)自分が目立てる場所というか、意識してやっていかないといけない場所だと思います」と考えている。
静岡学園は、代表選手だからと言ってレギュラーが安泰というチームではない。それでも、新生・静学のリーダーとしても期待される存在。自身の将来のためにもチームを勝利へ導き、色々な人たちに見てもらわなければならない。
「復帰したら(守備に加え、セットプレーなどで)良いキックで良いアシストができればと思います。まずは怪我を直してそこからコンディションを少しずつ上げていって、個人としても結果を出しつつ、アピールできれば良いかなと思います」と力を込めた。
昨年のU-17日本代表でチームメートだったCBチェイス・アンリ(尚志高2年)やFW福田師王(神村学園高1年)とは連絡を取り合っているという。特に選手権出場を逃したアンリとは、「また全国で会おうみたいな話はしています」。昨年の悔しさも込めて「勝負の年」に必ず全国へ。そして、ライバルたちに勝利して再び日本一に輝く。
(取材・文 吉田太郎)