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川崎F家長が開幕2ゴール!「一番上の選手が頑張れば…」憲剛さん引退でフィールド最年長34歳

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FW家長昭博が開幕2ゴール

[2.26 J1第1節 川崎F 2-0 横浜FM 等々力]

 FW家長昭博が2021シーズン“第1号”から連続ゴール。川崎フロンターレを3シーズンぶりの開幕白星に導いた。試合後のオンライン会見では「2点取れたのは出来過ぎだと思います。そのほかのプレーはいたって普通でしたが、点を取れたことは良かった」と謙虚に喜びを語った。

 まずは前半21分、MF脇坂泰斗からのクロスをゴールライン際まで抜け出したDF山根視来が落とすと、家長が左足ボレーで豪快に蹴り込み、先制に成功。さらに前半43分、ワンツーの形で右サイドを抜け出したMF田中碧がクロスを供給すると、走り込んだ家長が強烈ヘッドで叩き込んだ。

 中村憲剛さんが昨季限りで引退し、今季は34歳の家長がフィールドプレイヤーでは最年長になった。

「心境の変化はまだそんなに感じていないですが、一年間やっていく中でどんどん感じていって、変わっていくだろうなと期待しています。チーム内での役割もそこまで大きくは変わらないですが、責任感は変わらず持たないといけないし、一番上の選手が頑張ればおのずとチームは引き締まると思う」

 20日のゼロックススーパー杯では左ウイングのMF三笘薫が2ゴール、J1開幕戦では右ウイングの家長が2ゴールを挙げた。前半を2-0で折り返す展開はゼロックススーパー杯と同じ。だが、後半の2失点で一時は同点に追いつかれた反省を生かし、開幕戦では完封勝利という結果に結びつけた。

「ゼロックスはいい経験になったし、あの経験があったので後半苦しい時間も焦れずにみんなで戦えた。課題もありますが、ゼロで抑えられたのはポジティブ」。そう手応えをにじませた家長は「個人としては一年間ケガなくサッカーを楽しみたい。チームとしては全タイトルを獲らないといけない義務があると思うし、それに向かって努力するだけ」と決意を口にした。
 
(取材・文 佐藤亜希子)
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