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3バックでセビージャ撃破のバルセロナ、クーマン「リスクあるシステムだったが勝利のカギだった」

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ロナルド・クーマン監督が勝因を語る

 27日のラ・リーガ第25節、バルセロナは敵地サンチェス・ピスフアンでのセビージャ戦に2-0で勝利した。ロナルド・クーマン監督は試合後、3バックのシステムが勝利のカギを握ったと話している。

 クーマン監督はこの試合で、DFにラングレ、ピケ、ミンゲサ、MFにブスケツ、デスト、デ・ヨング、ジョルディ・アルバ、FWにメッシとデンベレを配置する3-5-2のシステムを採用。前半を主として、セビージャ相手に主導権を握り続け、デンベレ、メッシのゴールで勝利を収めている。

 クーマン監督は試合後、同システムについて次のように語った。

「私たちは相手にプレッシングを仕掛けようと試みた。3人のCBと両SBをかなり前に配置してね。セビージャにプレーをさせないために役立ったよ。それが、カギを握ったんだ」

「このシステムはリスクも有している。ボールを保持していないとき、私たちはプレッシングを仕掛け、1対1で戦おうとした。ボールを保持していないときのプレーがカギだっということだ。今日は、とても完璧な試合にできた」

「今日の勝利はとても誇り高い。何より、フィジカルという点でね。セビージャはフィジカル的にとても強い。が、私たちはボールを持っていないときに対等に戦うことができ、ボール保持時も素晴らしく、本当に落ち着いていた」

 クーマン監督はこの試合で、グリエーズマンをベンチに置いている。

「別に何かのメッセージというわけではない。私たちはシステムの変更を決断した。チームが深みを取るためにデンベレを前線で使ったんだ。1-0としたとき、私たちはレオにはグリーズマンよりもスピードのある選手が必要だと言い合っていた。何かの罰というわけではない」

 なおバルセロナとセビージャは、3月3日のコパ・デル・レイ準決勝第2戦で再戦。セビージャホームの第1戦は、2-0でセビージャが先勝している。

「私たちは逆転を信じている。もちろんだ。水曜はまた別の試合だがね。今日のように完璧な試合ができれば、可能性はあるよ」

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