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岩政が中澤とのツインタワー結成へ意欲

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 日本代表候補の指宿合宿4日目の18日、DF岩政大樹(25=鹿島)が、同じ身長187センチのDF中澤佑二(29=横浜FM)との新ツインタワー結成を宣言した。19日付スポーツニッポンによると、18日午後の練習で行われたCBの個別練習でヘディング練習を行った岩政は、豪快なヘッドを連発したという。指導した大熊コーチも「いいね。すばらしい」と絶賛。岡田ジャパンで待望の初招集を受けた岩政も「僕も周りもお互いの特徴を徐々に理解し始めた」と手応えを口にしたという。

 ケガでDF田中マルクス闘莉王(26=浦和)が不在の今合宿は、絶好のアピールチャンス。4バックでのCB2席のうち、1席は中澤で確定し、残り1席を獲得することが岩政の最大の狙いだ。今合宿ではまだ中澤と組んでいない岩政だが「日本は大きいのと小さいのを並べるのが普通だけど、世界は違う。長身2人が組めば、セットプレーでのメリットも出てくる」と、秋田(180センチ)&井原(182センチ)、中澤&闘莉王(185センチ)を超える歴代最長身ツインタワー結成を訴えたという。
 岩政は中学時代に5メートル90台の記録を出すなど、走り幅跳びで鍛えたジャンプ力には絶対の自信を持つ。そして昨季は6ゴールを自慢のヘディングで叩き出しているDFが、まずは19日の鹿屋体育大との練習試合で猛アピールする。

(文 吉田太郎)

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