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バルサ指揮官、劇的逆転での決勝進出に「監督としてこれ以上は望めない」

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バルセロナを率いるロナルド・クーマン監督

[3.3 コパ・デル・レイ準決勝第2戦 バルセロナ3-0セビージャ]

 バルセロナは3日、ホームでのコパ・デル・レイ(スペイン国王杯)準決勝第2戦でセビージャを3-0で下し、2試合合計3-2で2018-19シーズン以来2年ぶりの決勝進出を果たした。試合後のロナルド・クーマン監督のコメントをクラブ日本語版公式ツイッター(@fcbarcelona_jp)が伝えている。

 2月10日にアウェーで行われた第1戦を0-2で落としたバルセロナは、逆転を目指して本拠地カンプ・ノウでの第2戦に臨んだ。前半12分、FWウスマン・デンベレが強烈なシュートを叩き込み、先制に成功。2点目を奪えずに終盤を迎えたが、後半アディショナルタイム4分にFWアントワーヌ・グリーズマンのクロスからDFジェラール・ピケが起死回生の同点ヘッドを決め、2戦合計2-2で延長戦に持ち込んだ。

 後半終了間際に退場者を出したセビージャを相手に攻勢をかけると、延長前半5分には左サイドのDFジョルディ・アルバからのクロスにニアのFWマーティン・ブレイスウェイトが反応。頭で合わせたボールがGKに当たってゴールラインを割り、これが決勝弾となった。

 クーマン監督は「チームの野心をとりわけ強調したい。私たちは決して諦めず、ずっと逆転を強く望み、試合に勝った」と選手たちを称賛。「このチームのメンタリティーは向上している部分だと思うし、今夜、監督として目にしたもの以上のことを望むことはできない」と満足気に語った。

 決勝は4月17日に開催され、バルセロナはレバンテ対ビルバオの勝者を顔を合わせる。

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