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宮市亮への期待とは?ザンクト・パウリ監督、5連勝中と絶好調も不在のウィンガーを見捨てず

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指揮官が宮市亮に言及

 ブンデスリーガ2部ザンクト・パウリ率いるティモ・シュルツ監督が復帰に近づきつつある宮市亮に言及。復帰時期の予測は控えたものの、期待感を抱いている様子をうかがわせた。

 昨夏にクラブの下部組織から引き上げられたシュルツ監督の下で、シーズン前半戦は残留争いに巻き込まれるも、今年に入ってからの成績は7勝2分け2敗。前節の宿敵ハンブルガーSVとのダービーマッチは1-0で制し、5連勝中と絶好調な時期を過ごしているところ。23節消化時点まで順位表でも17位から11位にのし上がっている。

 一方で、宮市は最後に公式戦でプレーしたのは昨年6月のリーグ戦。内転筋の問題で長期離脱を余儀なくされ、12月にチーム練習に参加した際には今度はふくらはぎの負傷により再離脱。よって、未だにシュルツ体制の下での実戦を経験していない。

 だが、ドイツ紙『ビルト』が伝えたコメントによれば、下部組織にいたころから宮市を見てきた指揮官はそれでも日本人ウィンガーを見捨てることはないようだ。次のように語った。

「とても順調だけど、(復帰時期に関する)予測は遠慮したい。筋肉系に関しては非常に慎重でいなければならない。1日や1週間といった時間で考えることはない。ただ、彼が戻ってきたら、我々はみんな喜ぶだろう。リョウはまたまったく別の要素を持ち込んでくれるからね」

 なお『ビルト』によると、宮市はランニングを再開し、筋力トレーニングなどに取り組んでいるという。

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