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「アーセナルが大好きだけど、僕にふさわしくなかった」マルティネスが10年過ごした古巣に言及

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GKエミリアーノ・マルティネスが古巣アーセナルに言及

 アストン・ビラのエミリアーノ・マルティネスは、古巣アーセナルについて言及した。

 17歳の2010年にアーセナルに入団したマルティネスだが、ファーストチームでの出番はほとんどなく、大半を期限付き移籍で過ごした。その後、8月のFAカップ制覇の立役者になった同守護神は、昨夏の移籍市場で完全移籍でアストン・ビラに加入し、正守護神として健闘を続けるチームを支える。

 そんなマルティネスはイギリス『スカイスポーツ』で、多くのチャンスに恵まれなかった古巣アーセナル時代について「アーセナルに関するすべてが大好きだ。まだ、彼らを愛しているし、試合だって見る。でも、彼らは本来あるべきように僕を信頼していなかったように感じていた」と話し、思いを続けた。

「これが現実だ。僕はアカデミー出身だったけど、彼らは僕より優先して起用できるゴールキーパーを獲得していた。調子の良いときであっても、彼らの僕に対する扱いから彼らが僕にふさわしくはないと感じていた。必要だった試合数を約束することもなかったから、彼らがプレー時間を約束できなければ移籍しようと思っていた」

「プレーさせないとも言わなかったし、ただ単に僕が欲していた出場機会を約束しなかっただけ。だから、10年たってようやく出て行こうと決めたし、とても難しいものだった。僕の家族もアーセナルで調子の良いときに出て行くことを理解していなかった。でも、退団は僕自身の決断で、このことに本当に満足している。ギャンブルだったけど、居心地の良さを求めていれば何も手に入れられないと常に信じてきた。僕はステップアップを選んだ」

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