beacon

ダービーに臨むレアル・マドリー、ジダン「ビニシウス&アセンシオの得点力不足?私も得点は少なかった」

このエントリーをはてなブックマークに追加

ダービーマッチに臨むジネディーヌ・ジダン監督

 7日のラ・リーガ第26節、レアル・マドリーは敵地ワンダ・メトロポリターノでのアトレティコ・マドリー戦に臨む。前日会見に出席したジネディーヌ・ジダン監督は、このダービーが優勝争いを決定づける試合であることは否定した。

 現在、1試合消化が少ない首位アトレティコ・マドリーとレアル・マドリーの勝ち点差は5。もしレアル・マドリーが敗れれば勝ち点8差をつけられ、ラ・リーガ優勝は不可能になるとの見方もされている。だがジダン監督は、どんな結果になっても優勝争いが続くとの見解を示した。

「これは一つの決勝だが、すべての試合と同じということだ。私たちはいつだって勝利をつかまなければならない。ただ、どんなことが起ころうとも、私たちはラ・リーガで生き続ける。チームは良い試合をするために集中しているよ」

「私たちがこの試合の本命か? ダービーに本命は存在しない。とにかく素晴らしい試合だよ。フットボールの美しい試合であり、ファンが目にすることを望んでいるね」

 ジダン監督はその一方で、負傷から復帰したばかりのFWカリム・ベンゼマについて言及。完全なコンディションになければ、起用することはないという。

「不安要素は好きじゃない。カリムについて、私たちがリスクを冒すことはないよ。ピッチには100%の状態の選手たちが立つことになる」

「カリムと私の関係? 彼は特別な選手だ。ピッチ上で行うことが特別だからね。ベンゼマはフットボールにとって喜ぶべき存在であり、監督の私にとってもそうなんだよ。彼がここに到着したときには多くのことが話されていたが、10年が経ってどういった選手かが理解されるようになったし、すべての面で進歩を果たしている」

 今季も得点力不足に悩まされるレアル・マドリーだが、FWビニシウス・ジュニオールとFWマルコ・アセンシオがもっと得点を取るべきかどうかを問われたジダン監督は、こう返した。

「確かに、私たちはもっとゴールを決めることを求めている。何より重要なのはチャンスをつくり出すことであり、その後に各選手がもっと何かできるはずだ。全員がゴール数を伸ばすことを望んでいる。選手時代の私も、そのクオリティーの割に多くのゴールを決める選手ではなかった。その記録も増やしていきたかったんだがね」

●ラ・リーガ2020-21特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP