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「ラインを見ながら…」広島20歳DF東俊希、“VAR並み”の判断で今季初ゴール

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今季初ゴールのDF東俊希

[3.7 J1第2節 横浜FM3-3広島 日産ス]

 絶妙なタイミングでのセカンドボール反応には、VARが介入する余地さえなかった。サンフレッチェ広島の2点目を決めたDF東俊希は「(オフサイド)ラインを見ながら、シュートを打った瞬間にこぼれ球に行った」と冷静に振り返った。

 広島が1-0でリードして迎えた前半27分、追加点は波状攻撃から生まれた。敵陣右サイドで獲得したフリーキックをMF青山敏弘がゴール前に送り込み、FWジュニオール・サントスがそらしたボールに反応したDF佐々木翔が折り返すと、セカンドボールを拾ったFWドウグラス・ヴィエイラが左足ボレーシュート。相手GKがファンブルしたボールを見逃さず、DF荒木隼人とともに詰めていた東がワンタッチで力強く押し込んだ。

 その直後、今村義朗主審は耳に手を当て、VARのチェックが入ったことをアピール。J・サントスがそらした時点の佐々木、D・ヴィエイラのシュート時の荒木、東、DF野上結貴にオフサイドの疑いがあったためだ。だが映像を見ると、オフサイドポジションにいた野上はプレーに関与せずに下がっていた一方、そのほか3選手は絶妙なタイミングで反応しておりいずれもオンサイド。中断を経ても判定は覆らず、ゴールが認められた。

 東にとってはこれがJ1通算2ゴール目。「毎試合、点に絡むことを意識している」という中、開幕節の仙台戦(△1-1)ではゴール目前での決定的なシュートをGKヤクブ・スウォビィクに阻まれ、無得点に終わるという悔しい思いをしていたが、次の試合で取り返す形となった。

 東は試合後のオンライン取材で「翔くんのクロスも狙っていたけどクリアされて、ドグのシュートも狙っていたからあのゴールにつながった。目の前に転がってきてうれしかった」と笑顔。その上で「ラインを見ながら、シュートを打った瞬間にこぼれ球に行ったので、もしもオフサイドだったらしょうがないという気持ちの準備もできていた」と冷静さも誇った。

 なお、広島はこの日、前半アディショナルタイムにVARの介入を機にPKを獲得するなど、テクノロジーが味方につく形となった。城福浩監督は「得点に絡むところが映像でジャッジされるので、自分たちに有利、不利関係なくしスッキリしている」と述べつつ「レフェリーは大変だと思うが、映像を見るべきところとレフェリーだけで判断するところを見極められるので、いまのルールはサッカーの流れとして受けいれられる」とVARの存在を前向きに受け止めた。

(取材・文 竹内達也)
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