パルメイラス(ブラジル1部)に所属するイタリア系ブラジル人のDFアラン・エンペルールに対し、スペインのベティスやJリーグのクラブがオファーを出しているようだ。ブラジル『グローボ・エスポルチ』がイタリア『トゥット・メルカート』の報道を基に伝えている。

　エンペルールはセンターバックを主戦場とする左利きの27歳。出身はブラジルだが、イタリア国籍も有している。フィオレンティーナの下部組織からイタリアの複数クラブを渡り歩いたのち、2018年8月にベローナへ移籍した。イタリアではセリエA通算17試合、セリエB通算62試合に出場。昨年11月に母国ブラジルのパルメイラスに期限付き移籍し、コパ・リベルタドーレス優勝などに貢献している。

　イタリア『トゥット・メルカート』によると、パルメイラスで評価を高めた同選手について、現在ラ・リーガで6位につけるベティスが獲得に乗り出しているという。また、クラブ名は明らかにされていないが、Jリーグのクラブもオファーを出したと報じられている。

　パルメイラスへのレンタル期間は今年6月まで。同クラブには買い取りオプションが付いているものの、現時点で交渉などの具体的な動きはなく、今夏の去就が注目されている。

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