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[船橋招待U-18大会] プレミア開幕へ向けて状態上げる東福岡。「転校生」MF大渕来珠もキレのある動き

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東福岡高MF大渕来珠はキレのあるドリブルで存在感

[3.26 船橋招待U-18大会 柏U-18 0-0 東福岡高]

 春の千葉で高体連、クラブユースの強豪11チームが熱戦を繰り広げる「第26回船橋招待U-18サッカー大会」が26日、開幕した。柏レイソルU-18(千葉)と東福岡高(福岡)とのプレミアリーグ勢対決は0-0で引き分けている。

 東福岡はプレミアリーグWESTの高体連で唯一、11年のリーグ発足から降格することなく高校年代最高峰のリーグ戦で戦い続けているチームだ。その東福岡がプレミアリーグ開幕へ向けて徐々に状態を上げてきている。

 昨年、トップチームでレギュラーに食い込み、厳しい戦いを経験したような選手がいなかったが、九州新人大会(2月)やサニックス杯(3月)で強豪チームと対戦。「日々成長しないと」(森重潤也監督)という期待に選手たちも応えてきている。

 この日は柏U-18相手に0-0。もちろん、「(プレミアリーグへ向けて課題は)点を獲るところ、しっかり守るところ」(森重監督)をはじめ、詰めて行く必要があるが、CB段上直樹主将(新3年)やGK須田純弥(新2年)中心に最後の局面で相手の攻撃を凌ぎ、切り替えの非常に速い攻撃で攻め切っていた。

 また、トップ下に入ったセレッソ大阪U-18からの転校生、MF大渕来珠(新3年= PLEASURE SC U-15出身)がキレのある動きで存在感。東福岡での初陣となった市立船橋高(千葉)との練習試合(25日)でいきなり2得点を挙げたという注目株は、「1対1や2対1だったら全然勝負に行きます」。言葉通りにボールを受けると何度も果敢に仕掛け、シュートを打ち切るシーンもあった。

 大渕は昨年、スーパープリンスリーグ関西で2ゴールを記録し、J3にも出場。実績のあるMFは、積極的にボールを要求する姿も印象的だ。「自分がボール持ったら何か起きるという、自分もそう思っているのでボールを要求しています」。この日の後半はやや空回りしたか突っかかってボールをロストしたり、ミスパスやFW佐川玲史(新3年)のラストパスに詰め切れなかったところもあって悔しがっていたが、東福岡の重要な攻撃カードの一人になっていきそうだ。

 大渕は「プロの世界を自分の力で切り開けるようにという決意で」地元九州を代表する強豪で、憧れを抱いていたという東福岡へ転入。この1年の目標はプレミアリーグ、選手権での得点王、そしてプロ入りを勝ち取ることだ。

 絶対の自信を持つドリブル、シュートをより打てるように利き足と同レベルまで磨いてきた左足も武器。「課題」という身体の強さなども貪欲に進化させ、東福岡で仲間の良さを引き出し、自分の良さもより引き出してもらって結果を残す。

(取材・文 吉田太郎)

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