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ヒュッター監督退団のフランクフルト、ラングニック氏を招へい?強化担当兼任監督就任の可能性

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 長谷部誠鎌田大地が所属するフランクフルトは、ラルフ・ラングニック氏の招へいを検討しているのかもしれない。ドイツ『スカイ』が報じている。

 フランクフルトは13日、アディ・ヒュッター監督が今季限りで退任し、来季からはボルシアMGを率いることを発表。ブルーノ・ヒューブナーSD(スポーツディレクター)がすでに今夏の退任を表明していたフランクフルトだが、さらに強化担当のフレディ・ボビッチ執行役員も今夏に同クラブからの退団が決定的となっている。

 そんな状況のフランクフルトだが、『スカイ』が伝えたところによると、ラングニック氏の招へいに動き出しているとのこと。2019年夏にRBライプツィヒの監督ポストから退任し、昨夏までレッドブル社のスポーツ部門及びサッカー部門のチーフを務めていたラングニック氏は、現在フリー。フランクフルトはホッフェンハイムやライプツィヒをブンデスリーガに定着させ、後者では監督兼SDを務めた経歴も持つ同氏を監督としてスポーツ部門担当の執行役員兼任で迎え入れる考えだという。

 また同メディア曰く、フランクフルトはラングニック氏をクラブでの2年目には執行役員の業務に専念させるプランのようだ。1年目は強化と監督を務める同氏に、2022年夏から指揮を執る次期監督の選択も託す意向だとも伝えられている。

 なおラングニック氏は、2部での再スタートに向けて幹部入りを熱望していた古巣シャルケからのオファーを拒否。今夏のEURO後に退任するヨアヒム・レーブ監督の後任としてドイツ代表指揮官の候補にも挙がっており、現在ドイツサッカー連盟と話し合い中とされる。以前、サッカー界への復帰の希望を示唆していた現在62歳の同氏は、果たしてどのような決断に至るのだろうか。

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