[4.14 J1第19節 名古屋1-0広島 豊田ス]

　名古屋グランパスがホームでサンフレッチェ広島を1-0で下した。名古屋は2連勝で開幕からの不敗を10戦に継続。広島は連敗となった。

　イタリア人指揮官に導かれた名古屋が、この日も代名詞“ウノゼロ(イタリア語で1-0)”勝利を飾った。先制点は前半22分、左サイドのCKをMFマテウスが蹴ると、ファーサイドに入ったDF丸山祐市が頭で合わせる。ゴール後には今月2日に第2子が生まれた丸山自らと今月1日に第1子が誕生したDF宮原和也を祝うゆりかごダンスが披露された。

　名古屋はもうこの1点を守るだけ。後半に入ると広島にセットプレーのチャンスを立て続けに作られるが、厚い、高い壁が跳ね返す。後半30分からはマテウスを下げてMF長澤和輝を投入するなど、守備意識を高めて逃げ切りを図った。

　名古屋のウノゼロ勝利は今季早くも5度目。前節で連続無失点試合のJリーグ記録を更新していた名古屋だが、この日は開始4分で1993年に清水が記録したJ1連続無失点時間記録を更新。そして前半43分で2006年に横浜FCがJ2で記録した770分を上回った。

　結果的にこの日も無失点で終え、連続無失点時間記録は前人未到の800分超えとなる、818分まで伸びた。

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