リオネル・メッシの父親であるホルヘ・メッシ氏が、バルセロナ入りしているようだ。スペイン『ムンド・デポルティーボ』が伝えている。

ジョゼップ・マリア・バルトメウ前会長との確執などから昨夏に退団希望を提出し、全世界の注目を集めたメッシ。当時は莫大な違約金の支払いを求められたことや裁判を起こす気はないと『Goal』のインタビューで語り、引き続きバルセロナで戦うことに。先日には3シーズンぶりにコパ・デル・レイ優勝に導いている。

そんなメッシだが、現行契約は6月末で満了となる。未だ契約更新はしておらず、パリ・サンジェルマンやマンチェスター・シティ、MLSなどが新天地候補として伝えられている状況だ。

去就に大きな注目が集まる中、父親であるホルヘ・メッシ氏が18日にバルセロナ入りしたようだ。『ムンド・デポルティーボ』によると、バルセロナ側はメッシの契約延長に向けた交渉の出発点となることを期待しており、面談する予定ではあるものの、まだ日程は決まっておらず。同氏は個人的な約束のためにすぐさまイタリアへ飛ぶことになるようだ。

なお、移籍市場のスペシャリストであるファブリツィオ・ロマーノ記者によると、バルセロナのジョアン・ラポルタ会長は、今後数日以内にメッシと契約延長交渉に臨む準備を整えているという。同会長は依然として、メッシが残留する自信と確信を持っているようだ。

コパ・デル・レイ決勝で2ゴールを奪い、13シーズン連続30ゴールという異次元の記録を打ち立てたメッシ。バルセロナ史上最高の選手の1人の去就は、最後まで大きな注目を集めることになりそうだ。

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