残り6試合。勝ち点差は8と開いている。しかし、{{c|マンチェスター・ユナイテッド}のFWメイソン・グリーンウッドは「どんなことだって起こり得る」とわずかな望みを捨てていない。

　18日に行われたプレミア第32節バーンリー戦。前半をスコアレスで折り返すと、後半3分にグリーンウッドの左足が試合を動かす。FWマーカス・ラッシュフォードが左サイドから送ったラストパスをMFブルーノ・フェルナンデスがスルーすると、ファーサイドに走り込んだグリーンウッドが蹴り込んで先制に成功する。

　2分後の後半5分に追い付かれたものの、同39分にMFポール・ポグバのサイドチェンジを右サイドで受けたグリーンウッドが中央に切れ込んで勝ち越しゴールを記録。その後、FWエディンソン・カバーニのダメ押しゴールが生まれ、3-1の勝利を収めたチームはリーグ戦5連勝を飾った。

　勝ち点を66まで伸ばしたものの、首位マンチェスター・シティの勝ち点は74。残り6試合で勝ち点差8と逆転には厳しい状況だが、グリーンウッドは「確かなものは何もない」と前だけを見据えている。

「どんなことだって起こり得る。できれば、彼らに勝ち点を落としてほしいけど、僕たちにできることは次の試合に向けて集中することだけなんだ」

---

●プレミアリーグ2020-21特集