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女子サッカーは構想だけで後回し…リヨンら強豪不在の女子SLにUEFA幹部が猛批判「壊滅的」

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 欧州サッカー連盟(UEFA)の女子サッカー部門で代表を務めるナディン・ケスラー氏が20日、自身のSNSを通じて声明を発表し、女子の欧州スーパーリーグについて「壊滅的」だと述べている。

 当初、スーパーリーグ参加12クラブが明かした声明では「男子の大会がスタートした後、可能な限り素早く女子リーグもスタートし、女子サッカーの進歩と発展に貢献していく」と伝えていたが、男子のようなリーグ運営の詳細は明らかにされなかった。

 これを受けてケスラー氏はUEFAの総会が行われた20日、自身の声明で「欧州クラブ協会、あなたがたのクラブ、そして新たな女子チャンピオンズリーグに向けた各リーグがともに慎重に作り上げてきた全ての計画に対する直接的な脅威である」と批判を展開した。

 またイギリス『BBC』のエマ・サンダース記者は「ヨーロッパのスーパーリーグ計画では、女子サッカーは後回しだという感覚がある」と指摘。昨季まで女子CLを5連覇してきたリヨン、過去8大会で5度の決勝進出を果たしたボルフスブルクなどが不在であることに触れ、「それらのクラブがいないのは悲劇だ」と述べている。

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