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東京五輪組み合わせ決定…「目標はGL突破ではない」森保監督が抱く対戦国の印象

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U-24日本代表の森保一監督

 U-24日本代表の森保一監督が21日、東京五輪組み合わせ抽選会の結果を受け、オンライン取材に応じた。

 開催国の日本はグループAに入り、南アフリカ、メキシコ、フランスと同組に。開幕戦となる南アフリカ戦は7月22日に東京スタジアムで開催され、第2戦メキシコ戦は25日に埼玉スタジアム、第3戦フランス戦は28日に横浜国際総合競技場で行われる。

「厳しいグループだと思う」と語った指揮官は「非常に力のあるチームと同じグループになり、一戦一戦、持っているものをすべてぶつけていかないといけない」と気を引き締め直す。

 各国の印象として、初戦の南アフリカは「個人の能力が高く、組織的に戦える」、第2戦のメキシコは「試合の流れをつかみとることができる試合巧者。どういう展開になっても対応できる個人能力、経験値がある」、第3戦のフランスは「ロシアW杯で優勝した国で、世界のトップの選手が多くいる国。五輪年代の選手を世界のサッカー大国にたくさん排出していて選手層が厚い。非常にタレントぞろいのチーム」と語る。

 難敵ぞろいのグループとなったが、あくまで目標は頂点だ。「目標はグループリーグ突破ではない。厳しいグループを勝ち抜き、我々の目標である金メダルに向けて戦うという意味では、どの対戦国と同じグループになっても気持ちは変わらない」と力強く語った。

 U-24日本代表は今後、6月5日(ベスト電器スタジアム)と12日(豊田スタジアム)に国際親善試合、7月12日(ヨドコウ桜スタジアム)にキリンチャレンジ杯を行い、五輪本大会直前の17日(ノエビアスタジアム神戸)にキリンチャレンジ杯でスペインと対戦する。

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