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興國出身18歳FW樺山がプロ初弾!天野&水沼揃って2発ずつ! 横浜FMがGL突破へ大きく前進

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[4.28 ルヴァン杯D組第4節 仙台2-5横浜FM ユアスタ]

 ルヴァンカップは28日、第4節を各地で行い、D組の横浜F・マリノスベガルタ仙台が対戦した。高卒ルーキー18歳のFW樺山諒乃介がプロ入り初ゴールを挙げるなど、横浜FMが5-2で圧勝。3勝1分の無敗でグループ首位をキープした。

 ホームの仙台はルヴァン杯前節の広島戦(○1-0)で、今季公式戦の初勝利を達成。連勝を狙うべく、同じ11人を先発に並べた。対する横浜FMは前節の清水戦(△0-0)こそ引き分けたものの、2勝1分でグループ首位。FWオナイウ阿道、MF天野純、DF岩田智輝、MF渡辺皓太といった日本代表経験を持つ選手を起用した。

 試合は立ち上がりから横浜FMが一方的に主導権を握り、サイドを広く使った攻撃からチャンスを次々に作り出す。そして前半8分、左サイドを突破したDF高野遼が低いクロスをゴール前に送り込むと、うまくトラップしたMF天野純が左足を一閃。ゴール左隅に蹴り込んで先制に成功した。

 その後は仙台もペースを取り戻し、前半20分にはカウンターからドリブル突破を見せたMF佐々木匠が右足で狙ったが、シュートはGK梶川裕嗣がファインセーブ。同28分にはFWマルティノスにアクシデントがあり、ルヴァン杯前節でのプロ初ゴールから2試合連発中のFW加藤千尋が入った。

 それでも前半33分、次にスコアを動かしたのも横浜FMだった。渡辺の縦パスからカウンターのスイッチが入り、これを受けたMF水沼宏太が右サイドを突破。オナイウ、天野が囮の動きでゴール前に攻め込むと、左サイドでパスを受けた樺山がカットインからファーポスト脇に突き刺した。興國高から今季加入の樺山はこれがプロ入り初ゴールとなった。

 仙台も前半35分、高野と岩田の連携ミスを突いたFW皆川佑介が敵陣でボールを奪い、ボールを持ち出してロングシュート。飛び出していたGK梶川がバランスを崩して対応できず、仙台に1点を返すゴールが生まれた。横浜FCから今季加わった皆川は移籍後初ゴール。横浜FMが2-1でリードしてハーフタイムを迎えた。

 そうして迎えた後半も早々に試合が動いた。まずは2分、横浜FMは渡辺、水沼とつないだ攻撃から岩田が右サイドを攻め込むと、クロスに天野が合わせてリードを2点に広げる。さらに6分、右サイドでボールを奪った天野のパスに抜け出した水沼がペナルティエリア右の角度のないところから決め、一気に4-1とした。

 なおも優勢に試合を進める横浜FMは後半21分、オナイウに代わってMF南拓都を投入。だが、同33分には南が肩を痛めて悔しい途中出場途中交代となった。後半終了間際には横浜FMの水沼がFKを直接叩き込むと、仙台もMF氣田亮真が移籍後初ゴールを決め、5ー2でタイムアップ。勝ち点を10とした横浜FMがグループリーグ突破に大きく近づいた。

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