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マンU、ソン・フンミンへの人種差別でファン6名を処分

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FWソン・フンミンへの人種差別でファン6名を処分

 マンチェスター・ユナイテッドは、トッテナムのFWソン・フンミンを侮辱したシーズンチケットを保有するサポーターらを処分した。

 4月11日のユナイテッドが3-1で勝利した敵地でのトッテナム戦の後、ホームクラブは声明の中でソン・フンミンに対してオンライン上で“忌まわしい人種差別”があったことを発表。これを受け、ユナイテッドは調査を行っていた。

 そして、ユナイテッドはその調査結果を30日に発表。「トッテナムのソン・フンミンをソーシャルメディア上で侮辱するというクラブのルールに反した6名の個人に対する制裁手続きを開始した。3名のシーズンチケット所有者、2名のオフィシャルメンバー、1名のシーズンチケットのウェイティングリストに載っている者に対して入場禁止処分を発令する」と伝えた。

 現在、黒人選手やアジア系選手への人種差別がオンライン上で蔓延る中、ヨーロッパのフットボール界ではソーシャルメディアのボイコットキャンペーンを4月30日から5月3日まで実施中。同キャンペーンに参加するユナイテッドは、オンライン上での人種差別行為に関する独自調査を行い、2019年9月からクラブの選手に向けられた侮辱の数は350%の増加傾向にあり、86%が人種差別によるものであるとの調査結果を発表した。

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