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サンプドリアに敗れ6戦未勝利のローマ、指揮官は落胆「難しい時期。ELの敗戦が…」

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ローマパウロ・フォンセカ監督

 ローマの指揮官パウロ・フォンセカが2日のセリエA第34節サンプドリア戦終了後、イタリアメディア『スカイスポーツ』のインタビューに応じて敗戦の弁を述べた。

 先月29日に行われた欧州ヨーロッパリーグ(欧州EL)準決勝マンチェスター・ユナイテッド戦のファーストレグで2-6と大敗を喫したローマ。2日は日本代表DF吉田麻也が所属するサンプドリアとの一戦(吉田の出場はなし)を迎えたが0-2で敗れ、これで公式戦6戦未勝利となった。

 4日後にはマンチェスター・Uとのセカンドレグが控える中、指揮官のフォンセカは敗戦を振り返りつつチームを分析した。

「難しい時期にある。しかしマンチェスター・U戦での敗戦の後ではあったが、前半は良かったと思う。ただ、ちょうど前半が終了するという場面で失点してしまい、そこから反撃することができなかった。非常に難しい状況であることを理解しなければならない。ユナイテッド戦の敗戦を消化することは簡単ではなかった」

 また、ローマ指揮官はチーム内で負傷者が相次いだことを嘆いた。

「3月に入るまではELと同様にリーグ戦にも力を入れて戦い、決して緩んだりしなかった。しかしローマでは現在、10選手が離脱しており彼らの代役を見つけることは難しい。これが真の問題だろう。3月は多くの問題を抱えつつ多くの試合をこなし、その結果は見ての通りだ。このチームならもっと良い成績を収めることができたはずだが、多くの選手を欠いていた。全員揃っていればもっと良いパフォーマンスを見せられたはずだ」

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