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今季限りでのレアル退団が噂されるジダン「クラブが簡単に決断できるようにする」

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退任が噂されるジネディーヌ・ジダン監督

 レアル・マドリーは9日にラ・リーガ第35節、ホームでのセビージャ戦に臨む。この試合の前日会見に出席したジネディーヌ・ジダン監督には、やはり去就についての質問が飛んでいる。

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)準決勝でチェルシーに敗れ、今季限りでの退団も視野に入れ始めたとも報道されるジダン監督。自身の将来について問われた同指揮官は、次のように返答するにとどまった。

「クラブが簡単に決断できるようにするよ。このクラブは私にあらゆるものをくれたのだから。しかし今、扱うべきテーマはセビージャにほかならない。セビージャ戦と、ラ・リーガの残りの試合に集中すべきだ」

「チェルシー戦で生まれた批判? それぞれがそれぞれの仕事に従事している。私が責任を背負うのは勝つことと負けること、つまりはフットボールについてだ。大切なのは全力を尽くすことであり、それで結果が出なければ、また働き続けるだけだ。父から言われたことは『働き、働き、働け』だった」

 その一方で、チェルシー戦直後に古巣である同チームの選手たちと談笑したことで批判を浴び、謝罪をすることになったFWエデン・アザールについては、次のように語っている。

「エデンは謝った。ちゃんとやっているよ。誰も傷つける意図はなかったし、それこそが大切なことだ。彼は謝ったし、私たちの中でも話をしたし、これ以上何かを言う必要はない。彼は私たちの助けになる。ここまではそのポテンシャルを発揮できていないが、あと少しで本来のアザールが見られることを期待している。彼はマドリーと契約を結んでいる」

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