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岡崎が途中出場した降格圏ウエスカ、前半OGで敗れる…勝利のカディスは残留確定「来季も一部で戦えるんやで!!!」

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貪欲にゴールを目指したFW岡崎慎司

[5.8 ラ・リーガ第35節 カディス2-1ウエスカ]

 ラ・リーガ第35節が8日に開催され、FW岡崎慎司の所属する18位ウエスカは敵地で12位カディスと対戦し、1-2で敗れた。ベンチスタートの岡崎は後半40分に投入され、2試合ぶりに出場。ウエスカが2戦ぶりの黒星で降格圏内からの脱出を逃した一方、同じ昇格組のカディスは残留を確定させた。

 前節ソシエダ戦(○1-0)で連敗を3で止める4試合ぶりの白星を挙げ、残留圏内の17位バジャドリーとの差を1ポイントに縮めたウエスカ。だが、昇格組対決は降格圏内と勝ち点10差のカディスが先手を取る。

 前半43分、右CKの流れからDFマルコス・マウロが頭で押し込み、貴重な先制ゴールを奪取。追いかけるウエスカは同アディショナルタイム1分、カウンターから左サイドのFWラファ・ミルが右足で鮮やかなロングシュートを決め、1-1とゲームを振り出しに戻す。

 しかし喜びもつかの間、1分後にロングパスからカディスFWフィリップ・マルバシッチに背後を取られると、戻ってカバーを試みたDFガストン・シルバがオウンゴール。そのままウエスカは1-2で前半終了となった。

 後半に入ってスコアが動かない展開が続く中、ウエスカは後半40分にG・シルバを下げ、岡崎をピッチに送り出す。岡崎は積極的にゴール前へ顔を出し、何度もクロスに飛び込んだが、無得点のままタイムアップ。1-2で敗れたチームは残留圏内浮上のチャンスを逃した。次節は12日に行われ、ホームでビルバオと対戦する。

 昨季はウエスカが2部優勝で、カディスが2部2位で自動昇格。舞台を変えた今季はカディスがウエスカよりも上の順位でシーズンを送り、先に残留を決める結果となった。関西弁のツイートで知られる日本語版公式アカウント(@Cadiz_CFJP)は試合後、「プリメーラ残留がぁ、、、⁣むっちゃ確定したでーーーっ!!!」とファンに報告。「来季も一部で戦えるんやで!!!むっちゃ最高!!!」と喜びを表した。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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