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名古屋屈辱のシュートゼロで完敗…前田「戦えていなかった」柿谷「上手く守られた」

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[5.12 J1第21節 名古屋0-2鹿島 豊田ス]

 名古屋グランパスは屈辱の“シュートゼロ”で完敗を喫した。

 前節のC大阪戦から中3日。連戦の中で行われた試合だが、相手の鹿島は中2日。決して言い訳に出来ない状況だが、名古屋の選手たちの動きは序盤から重かった。さらに前半32分には堅守の象徴だったGKランゲラックのキャッチミスから失点。先制を許した試合は全敗の名古屋に、ビハインドを跳ね返す力はなかった。

 何よりシュートゼロでは勝ち点を手繰り寄せることは難しい。チームとしてシュートを打てていなかったことに試合後に気づいたというFW柿谷曜一朗は「それだけ上手く守られたということ」。FW前田直輝は「まずは戦うということで足りていなかった」と反省した。

 次戦は中2日、アウェーでの清水戦になる。順位表ではまだ2位につけるが、ここ6戦で4敗目。上位争いをする上でもこれ以上序盤で黒星を喫するわけにはいかない。

 新型コロナウイルスの陽性判定を受けたマッシモ・フィッカデンティ監督に代わって代替指揮を執ったブルーノ・コンカコーチは「単純に悪いゲームだった。自分たちが良くなかった。失点したことでプレーが消極的になっていった」と険しい表情をみせるも、「自分たちがどこが強みなのかをもう一度整理して次に臨む必要がある」と立て直しを誓った。
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