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マッシモ監督復帰の名古屋が3発快勝!先制弾柿谷「ここからもう一回」、マテウスは全ゴールに絡む

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柿谷の先制ゴールなどで名古屋が快勝した

[5.15 J1第15節 清水0-3名古屋 アイスタ]

 名古屋グランパスが敵地で清水エスパルスを3-0で下した。名古屋は2試合ぶりの勝利。無失点は17試合中12試合目。先制した試合はこれで11連勝となった。対する清水は8戦勝ちなし。今季ホーム初勝利はまたもお預けとなった。

 前節、屈辱のシュート0本で敗れた名古屋だが、この日は積極的だった。前半17分に10試合ぶりの先発となったFWガブリエル・シャビエルが狙ったミドルは惜しくもクロスバーに嫌われたが、同24分、名古屋はFWマテウスが左サイドからFKを蹴る。これで混戦が生まれると、こぼれ球をFW柿谷曜一朗が流し込んで、先制に成功した。

 さらに名古屋は後半5分、左サイドからマテウスが鋭いクロスをゴール前に入れると、ボールはそのまま抜けて逆サイドネットに収まる。頼れるブラジル人助っ人の3試合ぶりとなる今季5点目でリードを2点に広げた。ただ直後のプレーで主将DF丸山祐市が接触プレーで負傷。DF木本恭生と交代するアクシデントに見舞われた。

 反撃したい清水は2点目を奪われた直後に、怪我からの復帰戦となっていたFWカルリーニョス・ジュニオに代えてDF片山瑛一、MF鈴木唯人に代えてMF滝裕太を投入。さらに同23分にはFWディサロ燦シルヴァーノとFW指宿洋史を送り込み、攻撃の活性化を試みる。

 しかし名古屋ペースは変わらない。後半44分にはFW齋藤学のパスを受けたマテウスが、右サイドから狙いすましたシュートをゴール左隅に蹴り込む。これが左ポストを叩いてそのまま入り、勝利を決定的にする。マテウスの2ゴールは今季開幕戦以来。新型コロナウイルスの陽性判定を受けたマッシモ・フィッカデンティ監督が復帰した名古屋が、今季3度目の3得点で快勝した。

 先制点を決めた柿谷は「監督も帰ってきて、ここからもう一回、勝ちを続けていこうと話していた。結果になってよかった。中2日で試合があることを言い訳にしたくなかった。チーム全員で勝ち取れた勝利だと思う」と振り返った。

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