beacon

R・マドリー退任のジダン氏、その理由を明かす「勝てないときは…」「関係がもう少し違っていたら」

このエントリーをはてなブックマークに追加

今季限りでレアル・マドリー監督を退任したジネディーヌ・ジダン

 今季限りでレアル・マドリーの監督を退任したジネディーヌ・ジダン氏がその理由を明かした。スペイン『アス』が31日に伝えている。

 R・マドリーは27日にジダン前監督の退任を発表。本人からの意向として「今はこの決定を尊重し、これまで彼が示してきたプロ意識、献身性、情熱とR・マドリーを代表してきたことに感謝を表す時です」とコメントしていた。

 ジダン氏とR・マドリーとの間には1年の契約が残っていたが、「私はサッカーというものを理解しているし、R・マドリーのようなクラブの要求の大きさもわかっている。勝てないときは去らなければならないことも知っている」とラ・リーガ2位、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)準決勝敗退など今季無冠に終わったことが退任の理由だという。

 また今回の決断については、「急にそういう結論を出したわけじゃないし、監督業に疲れたわけでもない」とコメント。「この数か月間のクラブや会長との関係がもう少し違っていたらよかったのだが」とクラブ内部との信頼関係の変化があったことを明かした。

 それでもジダン氏は「20年間マドリーにいたことは、私の人生の中で最も美しい出来事であり、それはすべてフロレンティーノ・ペレス会長のおかげだと思っている」と感謝の言葉を伝えている。

●ラ・リーガ2020-21特集

TOP