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相模原・高木琢也新監督、初陣は「ビックリした」長崎戦…現在最下位も残留へ向け意欲

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就任会見に臨んだ高木琢也新監督

 SC相模原の新指揮官に就任した高木琢也監督が2日、オンライン記者会見を行い、「役割は残留させること。チーム一丸となって目的を成し遂げていきたい」と意気込みを語った。

「私自身も昨季以降は解説をしたりして純粋に見る時間が増えたことでSC相模原さんの状況は分かっていた。(オファーを)あまり深く考えることなく、やってみようと思いました」

「今年は真剣勝負。今季は4チームが降格する。勝負がかかっている中で意外なことも起きている。それはリーグ全体に言えるし、力が拮抗している。折り返しのところが勝負になってくると思うので、これからかなと思います」

 相模原は今季より初のJ2に昇格。しかし16試合を終えて2勝5分9敗の勝ち点11で最下位に沈み、5月31日には三浦文丈監督の解任を発表していた。

 高木監督は長崎県出身の53歳。現役時代は「アジアの大砲」と呼ばれたストライカーとして活躍し、現役引退後は横浜FCや熊本、長崎などの監督を歴任。20シーズンに大宮の監督を務めて以来の指揮官復帰となる。

 高木新監督は選手たちには、「より積極的なプレーを求めていきたい」と強調する。解説者として相模原の選手たちをみてきた中で、「相手に対しての厳しさやハードワークが欠けていた」と感じたからだという。

 しかし31日から選手たちと関わる中で、「周りに聞いても“アレッ”ていうくらいに、かなり積極的にプレーしてくれている。私自身も気づかさせてもらえっている」とチームの変化に手ごたえも感じている様子だ。

 初陣は5日、奇しくも相手は地元、そして長く監督を務めた長崎となる。「知り合いから(初戦が)長崎だと聞いてびっくりしました」と“運命”に苦笑いの新監督は「すぐに180度変えることは難しいけど、このクラブがなぜJ2に昇格できたかという部分では継続しないといけない。そこを残しながら、私自身、数年監督業をやってきたし、少し現場を離れたことで感じることもあったので、上手く落とし込めればと思う」と意欲的に話した。
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