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2部降格シャルケ、フンテラール&コラシナツと契約更新ならず退団公表「他の選択肢がなかった」

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 来季のブンデスリーガ2部降格が決まったシャルケは、クラース・ヤン・フンテラールセアド・コラシナツの2名との契約更新を断念し、両名がチームから去ることを現地時間3日公式発表した。

 20-21シーズン、ドイツ1部リーグでシャルケは序盤から最下位に低迷。冬の移籍市場では、今季限りでの引退を公表していたアヤックスのフンテラールが、かつてプレーしたゲルゼンキルヒェンへと帰還する運びに。そしてアーセナルで出場機会に恵まれていなかったコラシナツも古巣へと戻り、後半戦はシャルケで戦った。

 だがシャルケは最後まで最下位を脱することができず、17位ブレーメンとは15ポイント差の勝ち点16、18位でシーズンを終えることに。1部残留とはならず、フンテラールとコラシナツの2名もシャルケとの契約が切れる運びとなった。

 スポーツディレクターのピーター・クネーベル氏はクラブの公式声明を通じて「この決定は少なからず傷つくものではあるが、やむを得ない。現在の予算、チーム状況を鑑みて他の選択肢はなかった」と発言。2部降格後も慰留させたい意向はあったようだが、チーム事情から苦渋の決断だったと明かしている。

「フンテラール、コラシナツの2人は、我々を救おうと尽力してくれた。この6カ月間について、とても感謝している。とても困難な時期でも、プロとしての誇りを見せてくれた」

 なお、コラシナツは2022年までアーセナルとの契約を残しており、来季はロンドンへと帰還する予定。一方で37歳フンテラールは現状では契約が残っておらず、このままスパイクを脱ぐ可能性が高いという。
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