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躍動感たっぷり!明治大DF岡庭愁人がFC東京で先発デビュー、長谷川監督「引き続き期待したい」

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[6.5 ルヴァン杯POステージ第1戦 FC東京0-1湘南 駒沢]

 第1戦を落としたディフェンディングチャンピオンのFC東京だが、新戦力がキラリと光るプレーを見せた。

 5月31日に来季の入団内定が発表になったばかりのDF岡庭愁人(明治大)は、特別指定選手登録を済ませるや否や、ルヴァンカッププレーオフステージの第1戦に先発で抜擢された。

 すると岡庭は開始直後から積極的にプレー。前半6分のクロスで最初のチャンスを演出すると、その後も右サイドで存在感を発揮。左SBのDFバングーナガンデ佳史扶が攻撃参加すると、落ち着いて守備でバランスを取るシーンもみられた。

 岡庭は後半32分に途中交代。後半は運動量が落ちてしまったことに課題を残したが、長谷川健太監督も「貴重な戦力と感じたことで使おうと思った。攻守において躍動してくれた。引き続き期待していきたい」とプレーぶりを称えた。

 FC東京の下部組織出身で、U-18時代もFC東京U-23の一員としてJ3で14試合に出場。明治大に進学後も下級生のころから台頭し、今春のキャンプ参加を経て、FC東京への帰還を勝ち取った。

 迎えたトップチームデビュー戦。「大学生らしくチャレンジすることが一番」と大学の先輩であるMF安部柊斗やMF三田啓貴に声をかけてもらって試合に入ったという。チームが敗れたことで「前半は何回かクロスを上げるなど、出来る部分はあったけど、回数が少なかったし、後半は前に行けなかった」と反省した岡庭だが、「今はチームとしてなかなかうまくいっていない状況だけど、自分が元気印ということで、サポーターにも元気や勇気を与えられるように意識してやっていきたい」と意欲的に話した。

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