イタリア代表のチーロ・インモービレが、EURO2020の初戦で白星を飾ったことに喜びを示している。

　新型コロナウイルスの感染拡大を受けて1年間の延期となっていたEURO2020が、6月11日に開幕を迎えた。

　オープニングゲームでイタリア代表はトルコ代表と、ローマ&ラツィオの本拠地であるスタディオ・オリンピコで対戦。前半をスコアレスで終えるも、後半に入りOGで先制すると66分にインモービレ、79分にロレンツォ・インシーニェがゴールを奪い3-0で勝利した。

　試合後、インモービレは『RAI Sport』の取材に対して「ファンのみんなが祝ってくれて、本当に素晴らしい気分だ」とコメント。1年以上にわたる新型コロナウイルスとの戦いを経て、スタンドに戻ってきたファンたちと喜びを分かち合った。

「今夜は僕たちの忍耐力を見せられたと思う。トルコは強いチームで、前半は僕たちを疲れさせようと左右にボールを動かしてきたね」

「さらに僕たちは彼らのブロックに何度も阻まれてしまった。でもハーフタイム後は彼らの方が疲れが見えて、ゴールを奪ってからはスペースができた。そこで僕たちのクオリティを見せることができた」

　また、この試合のマン・オブ・ザ・マッチに輝いたレオナルド・スピナッツォーラも、感動的な1日を振り返って『スカイ・スポーツ・イタリア』に語っている。

「スタジアムに向かうバスの中で、通りにいる多くの人たちを見て、感動したよ」

「チームは完璧なパフォーマンスを見せた。我慢強く戦い、ボールを動かしていた。そしてスタンドにいる息子を見て特別な感情を抱いた」

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