レアル・マドリーは16日、今月末に契約が切れるキャプテンのDFセルヒオ・ラモス(35)が退団することを発表した。17日にはフロレンティーノ・ペレス会長出席のもと、同選手に敬意を表した別れのクラブセレモニーを実施。その後、メディア向けにオンライン会見を行う予定としている。

　S・ラモスは地元セビージャの下部組織から2004年にトップチームデビューを果たし、2005年夏にレアルへ移籍した。16シーズンでクラブ通算671試合に出場し、101ゴールを記録。5度のラ・リーガ優勝や前人未到の3連覇を含む4度のUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)制覇など、22個のタイトル獲得に貢献した。

　今季は度重なる負傷や新型コロナウイルス感染などの影響もあり、公式戦21試合の出場で4ゴール。年明けからの公式戦出場は5試合にとどまり、EURO2020に臨むスペイン代表メンバーから落選していた。

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