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PK戦の末に桐生一との新・群馬クラシコを制した前橋育英が、4大会連続の全国へ!

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前橋育英高はPK戦勝利の主役となったGK渡部堅蔵を中心に大喜び!

 令和3年度全国高校総体(インターハイ)「輝け君の汗と涙 北信越総体2021」サッカー競技(福井)群馬県予選決勝が行われ、前橋育英高が0-0で突入したPK戦を3-1で制して、4大会連続17回目のインターハイ出場を決めている。

 前橋育英と桐生一高、プリンスリーグ関東勢同士が激突した新・群馬クラシコは、立ち上がりからハイレベルの攻防が繰り広げられる。3分に前橋育英は徳永崇人が惜しいヘディングを枠に飛ばせば、19分には桐生一もエースの寶船月斗が右サイドをドリブルでぶち抜きながら、強烈なシュートをサイドネットの外側へ打ち込むと、25分にも小林凌大のシュートはクロスバーに。お互いにやり合う姿勢を前面に打ち出す。
 
 後半も11分に前橋育英のU-18日本代表候補MF笠柳翼がシュートをクロスバーにぶつけ、37分には桐生一も浅田陽太のシュートがここもバーを叩く。延長に入ると、桐生一は体調不良の選手がプレーを続行することができず、交代枠も使い切っていたため、10人で戦うことに。それでも、GKの竹田大希を中心に前橋育英の猛攻をしのぎ切り、熱戦は100分間で決着付かず。勝敗の行方はPK戦へと委ねられる。

 3人目までに2人が失敗した先攻の桐生一に対し、後攻の前橋育英は1人目のキックこそ竹田にストップされたものの、2人目と3人目が成功。そして、桐生一4人目のキックを前橋育英のGK渡部堅蔵が気合のシュートストップ。最後はキャプテンの桑子流空がきっちり沈め、前橋育英が3-1でPK戦をモノにして、全国切符を勝ち獲った。

【群馬】
前橋育英高0-0(PK3-1)桐生一高
●【特設】高校総体2021

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