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GKアリッサ・ネイハーがPK合計3本ストップ!アメリカ女子代表が死闘制して4強へ

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[7.30 東京五輪女子サッカー準々決勝 アメリカ女子2-2(PK4-2)オランダ女子]

 東京オリンピック女子サッカー競技でアメリカ女子代表がオランダ女子代表に、2-2から突入したPK戦を4-2で制して、準決勝進出を決めた。8月2日の準決勝ではカナダと対戦する。

 女子サッカー競技、4強の最後の椅子を争う一戦は死闘となった。前半18分にフィフィアネ・ミデマーのゴールでオランダが先手を奪ったが、同28分にFWリン・ウィリアムズのアシストからFWサマンサ・メウィスが決めてアメリカが同点。直後の同31分にはアメリカがリン・ウィリアムズのゴールで試合をひっくり返して前半をリードして折り返すことに成功する。

 しかし後半に入るとオランダは9分にミデマーにこの日2点目となる値千金の同点弾が生まれ、再び試合が振り出しに戻ると、同19分にはアメリカが勝ち越し弾を奪ったかに思えたが、VARの介入によりノーゴール判定。一方のオランダにも同38分にMFリーケ・マルテンスがPKを蹴ったが、GKアリッサ・ネイハーに防がれて絶好のチャンスを逃した。

 試合は2-2のまま延長戦に突入。しかし延長に入ってもお互いの守りを崩し切ることができない。延長後半8分にはアメリカがFWアレックス・モーガンのゴールで勝ち越したかに思えたが、オフサイド判定となり、スコアが動くことはなかった。

 120分の戦いを終え、勝ち上がりの行方はPK戦に委ねられることに。先攻のオランダは一人目で蹴ったミデマー、そして4人目で蹴ったDFアニーク・ナウベンのPKをネイハーがストップ。逆にアメリカは4人全員が成功させ、前回大会で届かなかった4強に進出を決めた。
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