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冨安健洋の去就に伊紙も注目「彼の運命は10日以内に。指揮官はトミヤスに…」

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 ボローニャに所属する日本代表DF冨安健洋の去就について、イタリア紙『コリエレ・デロ・スポルト』が20日、特集を組んだ。

 ここ2シーズンにわたってボローニャで印象的な活躍を見せてきた冨安。今夏の移籍市場では、アタランタやプレミア勢のトッテナム、レスター、ウェストハムなどから熱視線を浴び、移籍の可能性が報じられてきた。そんな冨安の去就を巡り、イタリア紙が「トミヤスが到着。彼の運命は10日以内に」との見出しでスポットライトを当てた。

 移籍の期限である31日が目前に迫る中、「あと10日ほどだが、我々は依然として彼の将来が分かっていない」とコメント。「もし1週間以内にトミヤスに対する好条件のオファーが届いたとしたら、何が起きるのだろうか。ジョーイ・サプート(会長)や首脳陣は背中を向けるのだろうか」と疑問を投げかけた。

 まず冨安が移籍した場合を想定。売却金により、ボローニャは右SB1人とCB1人に加えて、FW1人の合計3選手を獲得できる可能性があることを伝えた。一方、冨安残留の場合は、CB1人しか補強できないとの見通しを示した。それでも「シニシャ(ミハイロヴィッチ)はトミヤスに1票入れるはず」とし、指揮官が冨安の残留を歓迎するはずだと主張。「右SBもCBもカバーでき、どれほど信頼できるかをよく知っているだけに、ミハは彼がまだ手元にいることを、この上なく喜ぶはずだ」と綴った。

 もし移籍が実現しなかった場合、選手の士気の低下が心配されるが、イタリア紙は冨安に限ってはそのような問題はないと指摘。「プレミアリーグ行きを望んでいたにも関わらず、希望に反して残ったとしたら? これについては、シニシャもボローニャも疑っていない。トミは以前のままのはず。これまで通りの無限のプロフェッショナル精神を見せてくれるはずだ」と綴り、冨安への信頼を強調した。

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