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横浜FCがホームで10人G大阪に3-1快勝! 3戦ぶり白星で最下位脱出

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横浜FCがG大阪に3-1で快勝

[8.25 J1第26節 横浜FC 3-1 G大阪 ニッパツ]

 J1第26節が25日に各地で行われた。20位横浜FCはホームで13位ガンバ大阪と対決し、3-1で勝利。相手が退場者を出した直後の前半アディショナルタイム5分にMFアルトゥール・シルバのゴールで先制し、後半3分にG大阪のMF小野裕二に同点弾を許したが、同35分にFWフェリペ・ヴィゼウが決めて勝ち越した。さらに終了間際にはMF安永玲央がダメ押し点をマーク。横浜FCは3試合ぶりの白星を手にし、最下位からの脱出を果たした。

 前節から互いに中3日。横浜FCは2人の先発メンバーを入れ替え、ベンチには4試合連続でFW三浦知良が入った。対するG大阪はスタメン7人を変更。古巣対戦のMF小野瀬康介は2戦連続の先発出場となった。

 横浜FCは開始早々にビッグチャンスを迎える。前半1分、MFマギーニョのスルーパスからFW渡邉千真がPA内右に抜け出し、中央へラストパス。フリーで走り込んだMF松尾佑介が左足でネットを揺らすも、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)を経て渡邉のオフサイドを取られ、得点は認められなかった。

 前半30分にはGK東口順昭からのロングパスをFW宇佐美貴史が頭でフリックし、そのボールを受けたFWチアゴ・アウベスがドリブルでPA内左に進入。左足の強烈なシュートをゴール右に突き刺すが、こちらもオフサイドだったとして、G大阪の先制弾は幻となった。

 0-0でハーフタイムが近づく中、前半アディショナルタイム2分に右サイドのMF瀬古樹からの縦パスを渡邉がワンタッチで流し、裏へ抜け出そうとしたマギーニョがPA右角付近でDF佐藤瑶大に倒される。主審は佐藤にレッドカードを提示し、横浜FCが数的優位に立った。

 そして前半アディショナルタイム5分、これで得たFKからキッカーの瀬古が右足でクロスを供給。ファーのA・シルバがヘディングで豪快に叩き込み、加入後初ゴールとなる先制点を挙げた。

 数的不利で前半を終えたG大阪だったが、後半3分に追いつく。左CKからキッカーの宇佐美が右足でクロスを送ると、DF菅沼駿哉がDFガブリエウやGKスベンド・ブローダーセンと競ってボールが高く上がる。落下地点に入った小野がヘッドでゴール左に押し込み、今季初得点をマークした。

 しかし、後半35分に横浜FCの途中出場F・ヴィゼウがドリブルを仕掛けると、一度はボールを失うも、PA手前中央でこぼれ球に反応。左足でゴール左に蹴り込み、勝ち越し弾を奪う。F・ヴィゼウにとっては、これが加入後初得点となった。

 再びビハインドを負ったG大阪は後半43分、MF矢島慎也のFKから菅沼がヘディングで押し込むが、オフサイドで同点とはならず。その後のチャンスもGKブローダーセンのビッグセーブなどで得点にはつながらない。

 すると同アディショナルタイム8分、横浜FCの松尾が左サイドの深い位置にパスを出し、安永が走り込む。安永は時間を使うキープではなく、隙を突いてゴール前に切れ込み、右足のシュートで決定的な3点目を奪取。G大阪は1-3で敗れ、3戦ぶりの黒星を喫した。

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